年金受給年齢は繰上げ・繰下げどっちが良い?

年金受給年齢は繰上げ・繰下げどっちが有利?

年金のお話です。

シニア世代になると重要な関心事として、年金について、何かと話題にあがります。

年金受給年齢は繰上げ・繰下げどっちが有利か?

男性と女性の違うところは?

公的年金制度のおさらいになります。

ずっと先本当に公的年金を受け取れるのか、また年金の受給開始年齢が70歳に繰り下がるかもしれないとの話題もあり、不安に思っている人は多いかでしょう。

今のところ(20197月)、公的年金の受給開始年齢は65歳のままでます。

しかし将来的に開始年齢が引き下げられる可能性がないということはありません。

そこで、まずは現在の公的年金の受給開始年齢についてきちん学ぶことからはじめましょう。

国民年金と厚生年金による違い、また厚生年金では年齢や男性・女性によって受給開始年齢が違ってきます。

自分や家族の年齢に照らし合わせて確認していくことが大事です。

最初に、公的年金の種類や毎月の保険料の支払い方法の違いなどを確認しておくことにしましょう。

年金の受給開始年齢は? 男性と女性で違う!

公的年金制度は過去にも複数回の改正を重ねてきております。

例えば現在、国民年金の老齢基礎年金は65歳から受給が開始されますが、厚生老齢年金は60歳から給付が始まります。

そして今後は厚生年金も段階的に受給開始年齢が引き上げられることが決まっています。

また、男性と女性とでは、どの段階で引き上があっていくのか年齢によって異なっています。

受給年齢の段階的な引き上げの年齢範囲などが、男女によって異なっていますのでご注意下さい。

つまり、老齢厚生年金は生年月日によって、男女別に受け取れる年齢が異なっています。

また、65歳よりも前に受け取る厚生年金は、「報酬比例部分」と「定額部分」がありますが、男性か女性かということと、生年月日によって、以下の様に変わっています。

厚生年金(厚生老齢年金)は、年齢と、男性か女性かにより、受給開始年齢が違っています。

男性の場合は昭和3642日以降に生まれた人、女性の場合は昭和4142日以降に生まれた人からは、厚生老齢年金の受給開始が65歳となるのです。

年金の受給年齢、繰上げ、繰下げ、どちらを選択しようか?

老齢基礎年金は、原則として65歳から受け取ることが可能です。

ですが、希望すれば60歳から65歳になるまでの間でも繰上げて受け取ることが可能です。

また反対に、65歳で請求せずに66歳以降70歳までの間で申し出た時から繰下げて請求可能となります。

60歳を過ぎても仕事を続ける人が多い時代ですが、仕事の給与を受け取りながら同時に年金を受け取ることも勿論のこと可能です。

年金受給年齢早見表JA版リンク

 

繰上げと繰下げ、どちらがトクなの?

それは一概には言えませんが、健康に自信があって、60歳以降も元気に勤務し収入がある人は、繰下げをして受給開始年齢を遅くする方が年金額もUPします。

けれど、年齢が若く元気なうちに早く受け取って好きなことに費やしたい、という考え方もあるあります。

健康面や、何歳まで生きるのか?などでも選択肢は違ってくるかもしれないですね。

次に、繰上げと繰下げを比較

受け取り開始時期を早める「繰上げ」

年金受給は通常65歳から開始ではありますが、これを60歳から65歳未満の間で、申し出た年齢で早めに受け取りを始めるという方法です。

また、繰上げの方法には全部繰上げと一部繰上げが有ります。

繰上げをすると、受け取る年金額自体は減ってしまいます。

しかし早く受け取れるため、総受取額でみるとトクとなるケースがあります。

ただし、繰上げ受給の請求をした時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わらない

人生100年時代と言われる長寿の時代ということで、一定年数以上長生きをすることを考えると、月々受け取る年金額が低くなることについて、本当にそれでもいいのかをよく考える必要があります。

年金以外に、こどもからの援助が見込めるのかとか、不動産などの安定した収入が見込めるかどうかで違いがあると思います。

受け取り開始時期を遅らせる「繰り下げ」

年金開始を、66歳以降70歳までの間に、申し出た時から繰下げて請求することが可能です。

これにより開始時期に応じて受け取る年金額が増額されることになります。

例えば、70歳から受け取るケースでは、年間の受取額を42%も増やす事になるのです。

ただし、長生きできなかった場合など受け取り期間が短くなると総受取額自体は下がってしまうことも考えられます。

しかし、一定年数以上長生きをするとトクとなることもあり得ます。

繰上げ請求の注意点

一生減額された年金を受けることになります。 65歳以降も一度減額された金額は戻りません。

シニアのあなた!

繰り上げするか、繰り下げして100歳長寿を全うするのか(できるのか)迷いますね。

続く。

年金 基本的な解説

国民年金とは何ですか?

国民年金は、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての人が加入するもので、老齢・障害・死亡により「基礎年金」を受けることができます。

国民年金には、

「第1号被保険者」→日本国内に住んでる20歳以上60歳未満の自営業者、農業・漁業者、学生および無職の方とその配偶者の方(厚生年金保険や共済組合等に加入しておらず、第3号被保険者でない方)。

「第2号被保険者」→厚生年金保険や共済組合等に加入している会社員や公務員の方。

「第3号被保険者」→第2号被保険者に扶養されている配偶者の方で、原則として年収が130万円未満の20歳以上60歳未満の方。

3種類があり、どの制度に加入するかにより、保険料の納め方が異なります。

厚生年金とは何ですか?

サラリーマンなど厚生年金保険に加入している人は、国民年金の給付である「老齢基礎年金」に加えて、「厚生老齢年金」を受けることとなります。

つまり2段階になっているということです。

また、厚生年金保険料は毎月給与天引きなどで支払うこととなりますが、これには国民年金保険料も含まれています。

また、この保険料は労使折半となっていて、自分の給与から天引きで支払われる金額と同額分を会社が上乗せして、まとめて会社が保険料を納めています。

続く。

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