もくじ
2000万円貯金のない年金生活者は海外移住するしかないのか
日本政府は、今年2000万円貯蓄が必要だと言いだしています。
これは、普通に年金受給する外に必要だと言っているのです。
3000万円だという、話も飛び出しています。
これは、夫婦で言ったら4000万とか6000万円という数字になります。
これだけのお金を貯蓄できているひとは、いったいどのくらいの割合なのでしょうか。
大変疑問に思うところです。
2000万円貯金のない年金生活者は海外移住するしかない
日本に長く住んでいると、海外の事情が全く分かりません。
今般は情報社会とはいえ、一度も海外に行ったことがないのであれば、なおさら分かりません。
いえ、現地での実際の現状というものが想像できないのです。
そこで、先人の知恵といいますか、お知恵を拝借できたらなという気持ちがわきました。
少し纏めてみましたので参考にされてみてください。
海外移住先を選ぶポイント4つ
・ビザを取得しやすいこと
希望の移住先が長期滞在ビザを取りにくい国では移住はできません。
ですからできるだけビザを取得しやすい国や地域を選ぶこと。
海外には通常の長期滞在ビザよりも取得しやすい「リタイアメントビザ」を発行してくれる国もあります。
そういう国は、ぜひ移住先の有力候補にいれることをお勧めします。
・年金だけで生活できること
年金だけで生活できることも重要なポイントになります。
生活コストが日本よりも安く、それでいて豊かに生活できるかどうかは、目安となります。
海外には日本の3分の1程のコストで生活可能な国もあります。
そんな国で暮らせればゆとりのある年金生活を送ることは可能となるでしょう。
・治安に大きな問題がないこと
治安に大きな問題がない国を選択するのは当然です。
そうですが、同じ国の中でも治安状況が違う場合もあります。
海外移住先を決める前には、外務省のホームページや海外移住候補の国にある在日大使館ホームページ、またはその国に実際住んだことのある人や、今住んでいるひとからのの情報などを収集し、その中からより安全に暮らせる地域を選びましょう。
・日本人が多い国、地域
日本人が多い海外移住先も選択肢の一番に入れたいです。そういう場所は日本人が多いので、日本国内と同じ食材や調味料が手に入りやすくなります。
その他、現地の日本人と交流し易いので情報交換やお互いの相談など気軽にできることもあります。
老後での海外移住で想定されるデメリットを3つ。
・生活面のデメリット
まず一つが生活面でのデメリットです。
海外移住では、日本国内とは勝手の違う生活ですからストレスを感じやすくなります。
言葉の違いは勿論、法制度や衣食住など生活に関するあらゆることが日本と違います。また、日本国内よりも治安が良くない国や地域も多いので、それが不安な材料になりやすいです。
このような海外生活では、多様性を受け入れる柔軟性や冷静な対応力が必要となります。
・医療面でのデメリット
病気になるリスクが高くなる老後での海外移住は、医療面においてデメリットも大きな懸念材料となります。
そのなかでも大きいのは医療費の高さです。
日本と同レベルの健康保険制度がない分、医療費も高くなるのです。
また、言葉の壁が原因で症状を正確に伝えられないと適切な治療を受けられない恐れもあります。
移住前にはそのことを想定し、海外医療保険へ加入することや日本語とか英語が通じる病院の調査をしておきましょう。
渡航前に、できれば英語や現地の公用語をある程度は習得した方がよいと思えます。
・お金に関するデメリット
高額なのは医療費だけではありません。
生活費も日本より高くなる場合もあります。
例えば、移住先の家賃が数十万円にのぼる場合や、何人もの使用人を雇うことが当たり前の外国に移住した場合では、当然生活費がかさみます。
それを知らずに移住してしまうと思わぬ費用に頭を抱えることになります。
そうならないためにも、移住する予定の国でかかるだろうお金の概算を出してから、移住後のマネープランを立てたほうが良いでしょう。
今回は以上です。