もくじ
こんにちは
今回は、アマチュア無線技士は国家資格シリーズ(Ⅲ)の続きです
私は、夢中で北海道局を呼んでいました。
の続きです。
夏の終わりごろだったと記憶しています。
高校1年生でした。
中部の片田舎で当アマチュア無線局は、市内の数キロ程度しか無線交信相手がいないのが常識でした。
普通に交信できたひとは同じ市内のひとばかり
それまで、交信できたひとは同じ市内のひとばかりでした。
毎日同じひとばかりじゃ飽いてきますよね。
近所の小学生も同じようでした。
お母さんから、勉強もしっかりやるように言われているみたいでした。
そうなると、自然とアマチュア無線で交信している時間が少なくなります。
中学の同窓生が、交信相手になりました
そのうち私の中学の同窓生が、交信相手になりました。
その時点ではお互いが高校生です。
電波の上で、初顔合わせするってのは結構感動するものですよ。
無線をやったことがないひとには、この感動はわからないでしょうね。
現在は、携帯電話があまりに普及し過ぎています。
その当時には、携帯電話なんてハイテク機械はまったくもってありませんでした。
携帯電話なんて、あったかもしれないですが、高値の花でしたでしょう。
その日突然、北海道局のコールが聞こえてきた
北海道のアマチュア無線局の場合、コールサインはJA8ではじまるんです。
そのJA8ではじまるコールサインがたくさん聞こえてきたのです。
もちろん、他の無線局とも混信しながらでしたが、意外にもはっきりと相手の音声が聞き取れたのです。
嬉しかったですねぇ~。
ホント
アマチュア無線局は、交信できた記念にQSLカード交換し合う
アマチュア無線局は、交信できた記念にQSLカードというハガキですが交換する場合がよくありました。
ハガキの裏には、自分のアマチュア無線機器がいっぱい並んだ部屋を写真にして自慢気に送ってくれる人もいました。
羨ましかったですね~。
当方のトランシーバーは、なんたって市内しか交信できないようなしょぼいミニパワー局だったのです。
例えば、ほんの少しだけお高いトランシーバーをもっている人にも羨ましくてたまらなかったんドエス。
ですから高級品を使っているひとは、雲の上のひとのように感じていました。
そんな、高校1年生は家に帰ると勉強もやらずにトランシーバーの前に、朝から晩までかじりついていたのでした。
これはアホですね。
○○馬鹿という系統の自分だったのでした。
ある日のこと高級アマチュア無線機器が突然届いたのでした
それは、突然でした。
送り主は、なんと実兄でした。
早い話しが、兄が高級アマチュア無線機器を買ってそのまま持ってきてくれたのですね。
40年以上前のことです。
軽く10万円以上する機器でした。
大学生でアルバイトしながら、弟の私の為に買って持ってきてくれたのです。
これを、感動しなくて何に感動しますか??
兄とは、そんなに仲の良い兄弟でもなかったのですが。
そのことだけは、特別に弟にしてくれたのです。
人生始まって以来、後にも先にもこんなことはありませんでした。
アンテナがないと、まったく使えない高級アマチュア無線機(トランシーバー)
さっそく、取り出してみて悦にいるのです。
こんなの持ってたら、鼻高々意気揚々てもんです。
しかし、アンテナを用意しないと使えないであります無線機
無線機だけあっても、アンテナがないとね。
それで、どうやってアンテナを用意したのか。。
次回にお楽しみに~
てな。